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犬の皮膚の層
皮膚は体の中で最も大きな器官（臓器）で、身体を外科医の様々な障害から守る働きをしています。
皮膚は水分や必須ミネラルを保持し、有害な病原菌や寄生虫の侵入を防ぎ、外傷から身を守っているのです。
皮膚の層
・皮下組織：皮下組織は体を覆い、それを形成している脂肪の層です。皮下脂肪はビタミンの重要な貯蔵庫です。ビタミンDは日光に当たった部分で合成されています。
・真皮：真皮はゼリー状の気質に繊維が網状に広がった組織で、皮膚に強さ・柔軟性・弾力性を与えています。真皮に通うすべての血管や神経が走行し、炎症反応、修復、被毛や皮膚の色、腺と分泌、毛包などにかかわる重要な細胞もあります。
・表皮：表皮には頑丈で淡水性のあるバリアを形成しています。表皮の基底部分にある細胞は絶えず分裂し、外側に向かって移動し、表面から剥がれ落ちていきます。さまざまな病気によって、皮膚の細胞の分裂が速まったり、皮膚が厚くなったりします。
※やさしくわかる犬の皮膚病ケア～発行所㈱ファームプレス より抜粋
