当店の改善方法は、お薬などを使わずに安心で安全な素材で、ワンちゃん自身の皮膚のバリア機能を取り戻すことが目標です。

日々のスキンケア

日々のスキンケア

多くの健康な犬にとって、日々のスキンケアはそれほど難しいものではなく、少なくとも基本的なグルーミングは欠かせません。

グルーミングは死滅した毛や細胞、もつれた毛、推積物を取り除き、皮膚の血行を刺激し、健常な皮膚や被毛の成長を促進します。さらに犬とオーナーとの絆を強める効果もあります。すべての犬種で毎日のグルーミングが必要ですが、特に長毛種の犬は注意を要します。

1日あたり5~10分のグルーミングをする方が、2週間ごとに1時間かけても、もつれた毛玉と格闘するよりはずっと良いでしょう!

トリマーに任せる事も一般的にはとても良いのですが、家で毎日グルーミングすることにはかないません。毎日のグルーミングは日活的簡単な犬種が多いのですが、オーナーに全く経験がない場合は、かかりつけの獣医師、ブリーダー、あるいは腕の良いトリマーに相談すると良いでしょう。

へアレスドッグ(毛の無い犬)

毛の無い状態で生まれてくる犬種もありますが、年齢とともに脱毛してくる犬種もあります。無毛の皮膚はしばしば厚くなるか、油っぽくなるか、あるいはフケっぽくなってしまうため、ケアが必要となります。マッサージをしっかり行うと、フケが減り、余分な皮膚が取り除かれ、血行が良くなります。抗脂漏シャンプーは過剰な皮脂対策となりますが、犬の皮膚の状態によってはシャンプー後の保湿が必要となる場合もあります。

毛の無い犬は寒さや強い日光を避けるため、犬用の服を着せると良いでしょう。

強い日光を浴びることで、毛の無い犬や毛の少ない犬、淡い色の皮膚や傷跡部分が日焼けをし、皮膚ガンの原因となります。こういった事態を防ぐためにはいくつかの方法があります。

  • 日差しの強い日には犬を屋内にいれておく。
  • 手作りの帽子、Tシャツ、半ズボン、ゴーグルを使用する。既製品を利用する方法もあります。
  • 皮膚のごく一部であれば、黒のマーカーペンを使って保護する事ができます。

ただし入れ墨は染料が皮下に染みてしまうので、役に立ちません。

  • 日焼け止めクリームも効果的ですが、犬はそれを舐めるため、すぐとれてしまいがちです。防水性があって汗にも強く、SPF(紫外線防止)効果の高いスポーツ用日焼け止めクリームがベストなのですが、頻繁に塗り直さなければなりません。

やさしくわかる犬の皮膚病ケア~より抜粋

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