毛が抜ける(症状・状態を調べる)
- どこの毛がぬけているか?
- いつから、いつ気がついたか
- かゆがるか
- 脱毛以外の症状があるか
- どんな餌を与えているか
- 以前、皮膚病にかかったことがあるか
- 他の病気で何か薬をつかっているか
ブラッシング時にチェックする
しかし痒みが軽い時や何の症状もなく脱毛だけが起こる時は、よく観察していないと気づかないものです。
左右対称に抜けたらホルモンの異常が原因です甲状腺機能低下症は高齢の犬に多く見られ、副腎皮質機能亢進症では多飲・多尿などの症状が特徴的です。
円形脱毛は真菌感染の特徴です。
アトピー性皮膚炎・・・顔や足、わき、背中に脱毛が起こる。また、症状が著しい時は、全身に紅斑がが出る。
ノミアレルギー・・・おしりから背中にかけて脱毛が起こる。尾の付け根や腰の周辺がとくにひどくなることが多い副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
パターン1 足に左右対称に脱毛が起こる
パターン2 背中とおなかに左右対称に脱毛が起こる
- 甲状腺機能低下症
- 足以外の部位の鼻先からしっぽにかけて体の中心線を軸に左右対称に脱毛が起こる
どこの毛が抜けているか観察しましょう
ホルモンには皮膚や被毛を健康に保つ役割もあります。ですからホルモンの分泌に異常が起こると、毛が抜けることがあります。脱毛がみられる代表的な病気には、
●甲状腺機能低下症
●副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)があります。
定期的にブラッシングをして脱毛が起きていないかチェックする習慣をつけましょう。
いつもより多く毛が抜ける時は、どこに怒っているかを確認してください。
痒がって犬が引っ掻いた結果、毛が抜ける時は、周りの人がすぐに気が付きます。
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