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身体をかく
原因は皮膚病だけではありません。
身体をこするのも“かゆい”いというサイン
犬はかゆい時によく後ろ脚でかゆいところをかきますが、“かゆい”サインはそれだけではありません。
噛んだり、しきりに舐めるのもかゆい時の動作です。また、後ろ脚も口も届かないと転げまわったり、壁や柱、木などに体をこすりつけたりします。
被毛をかきわけて皮膚をチェックしてみましょう。
痒がる動作をしているときは、起毛をかき分けて皮膚の状態をみてください。
脱毛や発疹、赤み、ただれ、はれなどなないかを調べます。
皮膚に何らかの変化がある場合は次のような皮膚病が考えられます。
- かいせん症
- ツメダニ症
- ニキビダニ症
- ノミアレルギー
- アトピー性皮膚炎
心臓病や肝臓病でも体がかゆくなります。
かゆくなるのは、皮膚病ばかりとは限りません。たとえば心臓病では血液の循環が悪くなって、体の表面がしびれます。しびれの不快感から犬はかゆがる事があります。また、ホルモンの異常などでは脱毛が起こります。かゆみや脱毛が起こる病気には、次のようなものがあります。
- 心臓病
- 肝臓病
- 肝臓病の悪化
- フィラリア症
- 副腎皮質機能亢進症